子育ては思い通りにいかないことばかり。
子育てでイライラした経験は誰しもありますよね。
「我が子は可愛いのに、ついイライラしてしまって辛い」、「このイライラがなければ、心から子育てを楽しめるのになあ」なんて考えたことがある人も多いのではないでしょうか?
そこで、子育てでイライラしない方法とは…自分の考え方をポジティブにする事です。
今回は考え方をポジティブにする例を紹介します。
食べ物の好き嫌い
お子さんの食べ物の好き嫌いで頭を悩ませているご家庭も多い事と思います。
なんでも好き嫌いなくモリモリ食べてくれるお子さんなら食事の時間もストレスフリーだと思いますが、すべてのお子さんがそうではありません。
忙しい中頑張って作った料理を残されたり、時間がないときなどに「イヤイヤ」されるとついイライラしてしまいますよね。
そんなときは、「好き嫌いがあるのは、まだおいしい食べ方に出会ってないだけ。」と考えるようにしましょう。
子供の食べ物の好き嫌いは、大きくなるにつれて少なくなっていきます。
自分の幼少時代を思い返すと「苦手だったけど、いつの間にか食べられるようになっていた食べ物」ってあると思いますが、おいしい食べ方に出会ったからではないでしょうか。
味付けを工夫したり、食べやすい様に細かく切ってみたり、あの手この手で食べさせようとお母さんが頑張ってくれたからだと思います。
いつか子供が好き嫌いを克服したときの事を思い描いて、「おいしい食べ方」を一緒に見つけてあげているんだと考えるようにしてみましょう。
支度をしない
朝の忙しい時間や寝る前など、お子さんがいつまでもダラダラ遊んでいて支度が進まないとついイライラしてしまいがちです。
親が支度を手伝ってしまえば早いのですが、「自分のことは自分でやる癖をつけさせたい」という親心から「早く支度しなさい!」と急かしてしまいますよね。
しかし、「ギリギリのタイムリミットまでは放置してOK」と考えるとどうでしょう?
タイムリミットをあらかじめ決めておき、それまでは子供の自主性に任せるのです。
時間になったら親がやってしまうので遅刻の心配がなく、タイムリミットまで支度が済んでいればラッキーとさえ感じますよね。
また、放置してOKなので親も自分のことに集中でき、心にも余裕が生まれます。
タイムリミットを迎えてしまったら、「今日はもう時間がないからお母さんがやるね!」と支度を手伝ってしまえば時間に間に合うので遅刻の心配がなくなります。
子供の口答え
子供がある程度話ができるようになると、子供の口答えにイライラすることでしょう。
それまで「お母さん大好き!」などと言って可愛らしかった我が子から、きつい言葉で反抗されるとイライラを通り越してショックですよね。
そんな時は、「口答えも愛情表現のひとつ」と考えてみてはどうでしょうか。
子供の反抗的な言葉は、親を傷つけたくて使うわけではありません。
「こう言ったらどんな反応をするかな?」と親の愛情を試していることがほとんどではないでしょうか。
ですから、子供が反抗的な言葉を使ったとしても「私の愛情を試しているのね」と思ってイライラしないようにしましょう。
それでもイライラしたらどうする?
考え方を変えて何とかしてみようとしても怒りが爆発しそうなときは「怒りをコントロールする6秒カウント」を試してみましょう!
やり方は簡単で、道具も必要ありません。
怒りを覚えた瞬間に「1、2、3、4、5、6…」と数を数えるんです。
最初のうちはうまくいかないかもしれませんが、これを癖にすると、頭に血が上ってしまっても即座に冷静になれます。
しかし、数を数えるだけでどうして冷静になれるのでしょうか?
それは、人間の怒りの感情のピークが、最初の6秒間と言われているからです。冷静に数を数えることで、怒りの感情が一気に昂るのを抑えられると言われています。
もしもイライラしてしまって、爆発してしまいそうになったらこの6秒カウントを試してみてください。
まとめ
今回紹介したのは、イライラの原因を根本的に解決する方法ではありません。
子供はすぐには変わってくれませんが、自分の考え方は“きっかけ”さえあれば今すぐにでも変えられます。
親がイライラしなくなれば、自然に子供も穏やかになるものです。
子育てはポジティブシンキングでいきましょう!