大量生産・大量消費の現代社会の中で、荷物を持たないで必要最小限のものだけで生活する人が増えてきました。物を持たない生活は、気分がすっきりし、快適に生活することができるのでお勧めです。
でも、捨てる前にちょっと待って。捨てるモノの中に、まだ使えるものはありませんか?
古くなったタオルや綿のTシャツや、季節はずれのタイツやストッキング。捨てると決めているものであれば、有効活用してから捨てませんか?
綿のタオルやTシャツの有効活用
5センチ角程度に切って常備しておくと、お掃除に大活躍します。
・キッチンで
油の付いたフライパンやお鍋。キッチンペーパーでふき取る人も多いかもしれませんが、古いタオルやTシャツを切ったもので拭くと、吸油性もよく、楽に拭きとることができます。
・浴室、洗濯機に
すぐに汚れてしまう排水溝の髪をとるのにも便利です。
洗面所の毛詰まりも使えます。ゴミ収集日ごとに、準備しておいた5センチ角の布で髪の毛を取っておくと、毛詰まりで慌てることがなくなります。
・洗濯機
洗濯機も見逃せません。
定期的に洗濯機のカビ取り洗浄をおこなっている人も多いでしょうが、洗濯機蓋やドラム周辺は見逃しがち。案外、ホコリがたまっています。洗面所や浴室の排水溝と同様に、洗濯機の蓋やドラム周辺を定期的に拭くのに便利です。
ストッキングやタイツ、靴下の有効活用
すぐに伝線して捨ててしまうストッキングやタイツ、靴下も、捨てる前にもう一度だけ洗って掃除に使いませんか。
・台所や洗面浴室に
ストッキングやタイツが乾いた状態で台所や浴室のステンレス製蛇口周辺を磨いてみましょう。水垢が驚くほどピカピカになります。そして、磨いた後は、排水溝周辺を擦り洗いしてから、捨てましょう。
・テレビやPC周辺に
同じく、乾いた状態でテレビやPC周辺も拭いてみましょう。静電気で細かいほこりが驚くほど取れます。黒いタイツで拭くと、あまりのホコリの多さに驚きます。
・サッシに
穴の開いた靴下で排水溝を掃除するのもおすすめですが・・・その前に、手袋のように靴下を手にかぶせ、窓フレーム・サッシを磨いてから捨てましょう。窓フレームやサッシは、案外汚れているところです。
まとめ
物を身軽にしても、生活する限り、油やホコリ、水垢で汚れていくものです。
「毎日、ピカピカにお部屋掃除できれば・・・」と誰もが思うけれど、実際には・・・厳しいです。ただ、「捨てる前に有効活用してから捨てる」と思えば、お掃除する気持ちも、捨てる気持ちもラクになります。