料理は好きだが、後片付けやキッチン周りの掃除は苦手。作るだけ作るから、後の掃除は誰かやってくれないかな。いつもそんな事を考えています。
しかし、願ったところで家族がやってくれるのは食べ終わった食器を運ぶぐらい。いやいや!感謝ですよ。自ら考えて行動してくれているわけですから。子供は積極的に、手伝ってくれようとするけれど、まだまだ小さいもんで手伝ってくれると時間が余計にかかってしまう。そして、床がビシャビシャに。床はね、ささっと拭けば完了!!ができるけれど。
ネックな掃除はガスコンロですよね。
吹きこぼれ、料理中の食材の落下、油はねの汚れ。ああ、書き出したらきりがないガスコンロのお手入れ。
そこで試行錯誤の末やっとたどり着いたお掃除楽らく術をご紹介しちゃいます。一緒にラクしましょう。
ステンレスガスコンロを汚さない工夫!
そうなんです。1番は汚さない事なんです。
料理作るのに汚さないって無理があるのでは…って思ってますね。でも、あるんですよ。汚さない工夫が。
1.底の深い調理器具を使う!
コレ、基本中の基本です。恐らく、火の上に1番乗せる回数の多い、調理器具ってフライパンではないでしょうか?フライパンにも様々な種類のものがあります。
我が家は、縁の高さがあるものを使っています。なぜなら、中身が飛び散りにくいから。フライパンの縁の高さを変えるだけで、だいぶガスコンロの汚れが改善します。
2.油の温度が低い間に食材投下!
中華料理屋さんに行くと熱い鍋に油を注いで油を熱して食材どぼーん!。あの音、食欲を掻き立てられる。
でも、家庭でその音はいらない。そんなことをしたものなら、ガスコンロはもちろん壁から床まで全てを油まみれにする。掃除が苦手な私からしてみれば、もうそれは地獄絵図。掃除をする気力を一気に失ってしまいます。
火にかける前に油を引いて食材を入れてしまえば、かなりの油の飛び散りを抑えることが出来ます。この技は、自分があみだしたとつい最近まで思っていたんですが、著名な料理研究家の方もテレビで紹介していました。
3.持ち手のある蓋を使う!
この技も同じく著名な料理研究家の方と一緒でした。「コレするとね、汚れないのよ」ってお話しされていました。ですよねと思わずテレビに話しかけてしまいました。油が跳ね上がる前に蓋をする。
これがガスコンロをキレイに保つコツなんです。
しかも持ち手がついているってところが重要なんです。料理って「炒める」工程が凄く多いと思いません?この「炒める」工程を持ち手のついている蓋を使えば、蓋をしたままできてしまうのです。
フライパンを左手に持ち右手で蓋を抑えながら、上下にフライパンを振っています。慣れるまではやりずらいかもしれませんが、コレ慣れてしまうと本当にラクです。
この方法で料理を作った後にガスコンロをチェックしましたが、目に見える油の飛び散りは数滴だけでした。
是非、実践していただきたい有効な手段です。
ステンレスガスコンロの焦げにはコレ!
どんなにキレイに保つ工夫をしてもちょっと目を離したすきに鍋から吹きこぼれ。自分のあるあるです。
空いてる時間を隙間なく有効的に使いたいという自分の性格が災いし鍋が温まるまで、ちょこっとケータイをいじってみたり、そんな事をしている間にぷしゅー。ああ、またやってしまったなんてことをしょっちゅう仕出かす自分です。そして、熱せられて熱くなっているガスコンロですから、すぐに吹きこぼしが蒸発し焦げへと変身。
また自ら仕事を増やしてしまったと不貞腐れモードに突入してしまう自分でしたがとある存在を知ってからは吹きこぼしても「まいっか!」と思えるようになりました。そのある存在とはズバリ!
「セスキ炭酸ソーダ」
です!!!
自分は、専門家ではないので、化学反応などなどよくわかっておりません。このセスキ炭酸ソーダがアルカリ性の天然素材だということは知っている。
ついてしまったばかりの焦げなら、布巾にシュシュっと吹きかけて拭き取るだけで終了。少しばかり頑固さんになってしまったお焦げさんには直接吹きかけてキッチンペーパーを30分ほど乗せて、待つだけ。ガシガシ焦げと戦う必要なし。
凄くないですか?過去の私の壮絶な焦げとの戦いはなんだったんだろう。
しかし、この存在を家族は知らない。最近、自分が隅々まで掃除をするように改心し、プロの主婦を目指して頑張っている!とでも思っているのでしょう。
お掃除時間はむしろ、大幅に短縮されたのに!セスキ炭酸ソーダは、自分の株もあげてくれました。
まとめ
時間をかけずに、ちょっとした工夫でガスコンロをキレイに保つことが出来る。
楽らく術とセスキ炭酸ソーダは我々の味方であることを紹介させていただきました。
お掃除に費やす時間が減って負担の軽減ができたら自分も嬉しいです。