家の中にゴミ箱っていくつ置いていますか?
部屋ごとに置いているという人もいるでしょうし、2~3つだけにしているという人もいるでしょう。実は、このゴミ箱の数で、家事の中でも掃除をする時に手抜きできるかどうか、効率化できるかどうかが決まってくるのです。
ゴミ箱の数は「1つ」にするのがポイントです。そして、そのゴミ箱はキッチンに置くのがベストなんです。
ここでは、ゴミ箱はなぜ1つがいいのかという理由や、なぜキッチンに置くのがいいのかという理由を詳しく紹介します。是非参考にしていただければと思います。
手抜きの極意!「ゴミ箱」を1つにする方法とは?
気づけば一日中家事ばかりしているという主婦や、仕事で家に帰るのが遅くて家事をする時間がないという人は、少しでも家事の手抜きをしたいですよね。
家事の中でも、掃除をする時に手抜きをする極意、それは家の中のゴミ箱を1つにすることです。
これだけで、掃除の時間を5~10分は短縮できます。
理由を説明します。例えば、ゴミ箱が部屋ごとにあった場合、リビング・ダイニング・キッチン・寝室・洗面所・トイレ・書斎の部屋があるとしたら、7つゴミ箱があるということになります。そして、ゴミを回収する時には、ゴミ袋を持って7つのゴミ箱まで行き、ゴミを袋に入れます。
人によっては、ゴミ箱の内側にビニールをかぶせている人もいるでしょう。そうすると、ゴミ箱まで歩く・ゴミを袋に入れる・ビニールをゴミ箱にかぶせる作業がそれぞれ7回必要だということです。時間にすれば、1つのゴミ箱に1分かかっていたとしたら全部で7分かかるということ。
これを、家の中のゴミ箱を1つにすれば1分で済むんです。6分も時間が短縮できる計算になります。しかも、2階建てに住んでいる人だと、階段の上り下りの時間もかかってきます。そうすると、10分くらいは短縮できることになります。10分もあれば、ほっと一息ついて甘い物を食べたりコーヒーを飲む時間ができます。
ここで疑問が出てくると思います。特に、今まで部屋ごとにゴミ箱を置いていたという人はゴミ箱のない部屋でゴミが出た時はどうすればいいのか分からないですよね。
答えは簡単です。ゴミを出した人が、都度ゴミ箱まで捨てに行くのです。面倒なように思いますが、実はそこまで面倒ではありません。
ごはんを食べている時にゴミが出れば、ごはんが終わった時にゴミを捨てに行けばいいですし、2階の子どもの勉強部屋でゴミが出れば、1階に下りてくる時に自分でゴミを持ってくればいいのです。
我が家はそうしていますが、特に面倒だと思うことはないですし、家族もそれが当たり前として自分でゴミをゴミ箱まで捨てにいっています。
家事の効率化の鍵を握るゴミ箱の置き場所とは?
家の中のゴミ箱を1つにするのが掃除の極意だとお伝えしましたが、それではゴミ箱を家のどこに置くのが正解でしょうか?
答えは、キッチンです。
理由は、家の中でキッチンで出るゴミが一番多い上に、厄介なゴミが一番多いからです。
また、一日の中で、キッチン周辺は家族みんなが必ず通るからです。
キッチンでごはんを作る時に、割ったあとの卵の殻やホウレンソウの根っこの部分、肉の入っていたトレイなどのゴミや生ゴミが出ます。
主婦であればごはん3食分、働いている人はごはん2食分のゴミが毎日出るということです。必然的に出るゴミは多くなりますよね。それに、卵の殻には白身が付いていたり、ホウレンソウの根っこには泥や水がついていたり。それに、ゴミの分別の問題もあります。紙、生ゴミ、プラスチック、牛乳パックなど、あらゆる種類のゴミが出ます。
このように、キッチンで出るゴミは厄介なものが多いのです。これらを都度、別の部屋にあるゴミ箱まで持って行くというのは現実的ではありません。
あと、キッチンのある場所にも理由があります。家の中でごはんを食べるのはダイニングですが、だいたいダイニングの隣にキッチンってあります。そうすると、みんな食事の度にキッチン周辺を通るということになります。
ゴミ箱が家族みんなが使わない書斎に置いていたらどうでしょう。ゴミを捨てにいくのが面倒で仕方ありません。
このような理由から、家の中のゴミ箱を1つにするなら、キッチンにゴミ箱を置くのが最も良いんです。
まとめ
今回は、家の中にゴミ箱が1つだと、掃除の時間の短縮ができるということ。
また、ゴミ箱を置くのは、出るゴミの量が多かったり厄介だったりする上に、一日の中で家族みんなが必ず通るキッチンが良いということを紹介しました。
アイデアひとつで家事は手抜きや効率化ができます。是非この記事を参考に、日々の家事を手抜きしてください。