梅雨時期の快適なお洗濯のコツは?

梅雨時期はどうしても部屋干しする機会が増えてしまいます。

毎日出てくる洗濯物を天気の良い日だけ干す・・・なんて都合の良いことできません。

部屋干し後の「なんとなく臭う」とお困りの方。梅雨時期特有のアノ臭いの撃退方法を紹介します。

マグネシウムを使う

キチンとすすいても、どうしても残ってしまう洗剤。

この洗剤残りが臭いの原因。

どうして、洗濯槽の洗剤が売っているのか考えたことありますか?それは、洗濯機にも洗剤が残っているからです。どれだけ毎日のお洗濯を頑張っても、洗濯機そのものに洗剤が残っているなんて・・・そして、衣服にも洗剤が残っているなんて・・・洗剤残りの無限ループです。

なので、洗剤をつかわないお洗濯に変えてみませんか。市販の粒マグネシウムに100均一で売っている洗濯ランジェリー用ネットを入れて洗濯すると、日常生活での汚れと臭いは十分に取れます。

じつは、マグネシウムは水に触れると「アルカリイオン水」になります。アルカリイオン水には油分を分解する性質があるので、日常の皮脂汚れや汗の臭いは充分に落とすことができます。

5kgのお洗濯には100gのマグネシウムが適量です。なんと、150回程度使用できるのです。ただし、マグネシウム粒がこぼれない様に、洗濯ネットのファスナー部分は開かないように糸で縫付けて下さい。

作るのが面倒な場合は、洗濯機にいれるだけのマグネシウムネットも販売されています。

 

柔軟剤は適量をつかう

柔軟剤には繊維を柔らかくする効果や速乾性補助や帯電防止の効果を持っています。ふんわりさせたいために、適量より少し多めで使用するなんてことはありませんか?

そんな方は要注意。

柔軟剤は繊維をコーティングしているのです。コーティング剤も多すぎると逆効果です。「でも、タオル類がゴワゴワしてしまう」とお悩みの方。

タオルなどを干す時、20回程度タオルを振って繊維を毛羽立たせてから干せば、フンワリします。水分の吸収もよくなりさっぱり体をふくことができます。

風を使う

少しでも早く水分をとばすのが、雑菌を繁殖させないための一番の方法です。

どれだけ、洗剤カスをなくしても・・・柔軟剤を適量守ったとしても・・・水分がある限り雑菌は繁殖してしまいます。 洗濯物を洗い終えたら、すぐに広げて空気にさらし扇風機などを使いながら風を当て部屋干ししましょう。

その場合は、風が洗濯物全体的にいきわたるように、間隔をあけて、部屋干ししてください。

 

熱(アイロン)を使う

一回臭いが発生してしまうと、なかなか消えない臭い。

残念ながら、これは雑菌です。根本からやっつけるしかありません。

菌は熱に弱いので、お鍋で茹で熱湯で煮沸したら菌はやっつけられますが・・・少し手間がかかります。

塩素系漂白剤でも菌はやっつけられますが・・・大事な衣服が色落ちして失敗してしまうことも。なので、アイロンで菌そのものをやっつけてしまいましょう。

シーツなど生地が丈夫なものには、洗濯物を干す前にアイロンをかけて半乾きにして干すと、乾くのが早くなり雑菌の繁殖を抑えます。

Tシャツなども、着用する前にアイロンをかけておくと、外出先で恥ずかしい思いをすることがなくなります。菌の根絶やしです!でも、スチームでアイロンをかけないでください。必ず、ドライモードでアイロンをかけてください。

 

まとめ

菌は湿度を好みます。

梅雨時期は湿度が高く、菌の繁殖に適しています。風や熱を上手に利用してあの特有の臭いを発生させないようにしましょう。

 

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