効率よく家事を進めたいと思っても子供たちがいると思ったように進められないと悩んでいる方は多いはず。
子供に邪魔されずに効率良く家事を進める方法。
それは「子供を家事の戦力にしてしまう」こと。
うちの子にはまだお手伝いなんて無理。いえいえ、そんなことはありません。
教え方やお手伝いの内容によって子供達でも立派な戦力になります。
今回は、お手伝い大好きチビ母さんを育てて家事効率をアップする方法を紹介します。
子供にお手伝いを覚えさせる方法
子供を戦力に、といってもお手伝いの仕方を教えるのって意外と大変。
覚えてくれるまでは正直いない方がありがたい。なんて方も多いのでは?
確かにものを教えるのは難しいです。しかし、ちょっとしたコツで子供たちはあっという間に仕事を覚えてしっかりとした戦力になってくれます!
そのコツとは、「教えるときは遊びの延長で!」です。
いざ教える際に、ただ真面目に作業内容を教えただけでは子供たちはすぐに飽きて遊びたくなってしまいます。しかし、お手伝い自体を遊びの延長として楽しんで覚えると継続もしやすく本人も、ママやパパの役に立てていると自信を持ってさらにお手伝いをしてくれるようになります。
では、家事別にお手伝いの内容と教え方のアイデアを紹介します。
掃除でお手伝い編
【掃除機をかける前のお片付け】
「さっきお片付けしたはずなのに…」子供がいるご家庭では誰しも必ず思ったことがあるはず。
子供は部屋を散らかすのが大得意!お片付けは苦手なのに、お部屋をおもちゃだらけにするのは一瞬です。
でも、それってなんででしょう?子供の気持ちになって考えてみると、好きなおもちゃに囲まれてわくわくどきどき!楽しいからに違いありません。だったら、お片付けもわくわくどきどき楽しかったらどうでしょう?
我が家では、お片付けの時間に「子供たちの好きなアニメの歌、一曲終わるまでにお片付け出来るか?」という遊びをします。
これをするとあら不思議!子供たちがビックリするほど素早い動きでおもちゃをあるべき場所に戻してくれるようになります。
その間に他の部屋の掃除機かけをしておけば、時短にもなって一石二鳥!掃除の効率アップになること間違いなしです!
【子供はみんなコロコロ大好き】
お掃除をお手伝いしてもらうといっても本格的に掃除機をかけさせたり、窓や冊子の拭き掃除は出来上がりが不安。
そんなときの救世主!それは、コロコロです。子供はみんなコロコロ大好き。我が家では、お願いすると取り合いでケンカになるほど大人気なお手伝いです。
コロコロなら、単純作業なので2歳くらいの小さなお子さんでも楽しみつつお手伝いできますし、けがの心配もありません。「お掃除コロコロ戦隊、出動!」なんて声掛けすると自ら始めてくれるのでお掃除がはかどります。
料理でお手伝い編
【形から入ると一気にやる気アップ!】
子供はみんな○○ごっこが大好き!おままごとでお母さんになったり、戦隊ヒーローになったり。子供にお料理のお手伝いをしてもらう時はエプロンを準備して形から入るのがおすすめ!
それだけでやる気が一気に上がります!「今日は小さなお母さん(お父さん)だね」なんて声を掛けてあげると喜んでくれますよ~!
【まぜまぜ、もみもみは歌いながら】
まだ小さい子供達では、お願い出来る作業はかなり限られます。
代表的なのは、ポリ袋やボールの中に入れた食材をまぜまぜ、もみもみする作業でしょうか。我が家でも最初のお手伝いはこれでした。
でも、簡単すぎてすぐに飽きちゃいませんか?「ママがこれやってる間もみもみしておいてね~」なんていっても気付いたらポリ袋はポイしてテレビを見てるなんてこと日常茶飯事です。
そんなときは、適当作り歌をうたいましょう。歌詞やメロディーに悩む必要はありません。「美味しくな~れ!も~みもみ!」などなど、適当なキーワードを適当なメロディーで繰り返すだけで子供たちも一緒になって歌いながら作業を続けてくれます!
歌うだけなら、ママも手を止める必要がないので作業効率を下げることなく、むしろアップしつつお手伝いしてもらうことが出来ます。
3歳くらいになればサラダつくりも良いですね!レタスをちぎる、洗う、拭く、盛り付けるといったように作業が盛りだくさんなので、飽きずに楽しんでくれること間違いなしです。
洗濯でお手伝い編
【○○取って~は意外と助かる】
我が家での洗濯のお手伝いは、洗濯カゴの中から欲しい衣類を出してもらう単純なお手伝いです。
しかし、これが案外助かるんです。洗濯を干すときに意外と疲れるのが、洗濯カゴから衣類を取り出すときに毎回少し屈む動き。
これを子供たちにお願いして、「次は靴下とって~」「次は○○のズボンちょうだい~」なんて言いながら作業すると身体も楽ですし、子供たちも楽しんでくれるのでおすすめです。
お小遣い制で更なるレベルアップも
子供たちが大きくなってくるといくら遊びの延長といっても、なかなかお手伝いをしてくれなくなってくるものです。
そんな時は、お小遣い制を取り入れるのもおすすめです。
子供たちが可能なお手伝いを書き出して「これをしてくれたら〇円」と、お手伝い内容によって金額も決めることでお金を稼ぐことの大変さも学んでくれるようになります。
また、お小遣いがかかっているとお手伝いにかける真剣さもまったく違うので、本当の意味での戦力になってくれます。
まとめ
お子さんでもお手伝い内容や教え方次第で立派に家事をお手伝いしてくれます。
効率の良い家事の仕方は考え方次第で見つけられるはずです。
子供がいると家事が進まないと思っている主婦の皆さん、視点を少しだけ変えてぜひチャレンジしてみて下さい!