毎日作らなくてはいけないごはん。特に夜ごはんの献立って困りませんか?
日本には昔から「一汁三菜」という言葉もありますし、なんとなく品数を多くしないといけない気になります。お料理をするのが大好きな人はいいのですが、そうでもない人にとってはお料理って日々のプレッシャーやストレスになりますよね。
そこで、副菜と汁物作りの手抜き方法と、野菜別のアレンジを紹介します。
ポイントは野菜をまとめて冷凍しておき、毎日味付けをするだけ。ただでさえ忙しい日々。この方法だと時短にもなるのでおすすめです。
副菜は冷凍庫の中の物をアレンジするだけ!
夜ごはんに、一汁三菜とまではいかなくても、白ごはん、主菜、副菜、汁物の「一汁二菜」くらいは毎日欲しいところですね。
でも、毎日献立を考えるとなるととても大変。しかも、献立を考える、買い物をする、お料理をする、となると結構な時間がかかります。
そこでおすすめなのが、副菜、汁物に使えそうな野菜をまとめて茹でて、冷凍しておくことです。
そして、お料理に使う時は、冷凍をした野菜を適当に選んで解凍し、副菜になるよう調味料などをかけるだけ。また、汁物にする時は、お味噌汁にしたりスープにしたりするだけです。
どういう野菜を冷凍しておけばいいのか迷う人は、冷凍食品コーナーを見てみましょう。
使いやすい野菜の冷凍が売られているので、とても参考になります。それらを買ってもいいのですが、案外量が少なかったり、値がはったりします。野菜を買って、休日など時間のある時にまとめて茹でて冷凍しておくことで、節約にもなります。
食材別のお料理効率化アイデア
ここでは、実際に使ってみて、これは使える!と思ったものを野菜別に紹介します。アレンジ方法もぜひ参考にしてみてください。
〔ホウレンソウ〕
1束だけだと案外少なくなってしまうので、2~3束まとめて茹でて冷凍するのがおすすめです。
副菜にする時は、シンプルに醤油をかけたり、白ゴマと砂糖醤油をかけてお浸しにしたりとアレンジがききます。汁物にする時は、だし汁に冷凍のままのホウレンソウを入れて味噌を溶くだけでお味噌汁に。また、お湯の中に冷凍のままのホウレンソウを入れ、鶏ガラスープの素と溶き卵で美味しい中華スープになります。
〔ブロッコリー〕
副菜にする時は、シンプルにマヨネーズをかけて。
少しアレンジするなら、ツナ缶とマヨネーズで和えるのも合います。汁物にする時は、お湯の中に冷凍のままのブロッコリーを入れ、コンソメやベーコンを入れると美味しいコンソメスープになります。
〔オクラ〕
副菜にする時は、シンプルに醤油と鰹節で食べるのがおすすめです。
輪切りにして、焼肉のタレと韓国のりで和えれば中華風の和え物にもなります。汁物にする時は、お味噌汁、コンソメスープ、中華スープ何にでも合います。
〔インゲン豆〕
副菜にする時は、シンプルに白ごまと砂糖醤油で充分美味しいです。
アレンジとしては、ピーナッツを砕いたものと醤油などでも合いますよ。彩りにもなりますので、主菜の付け合わせにももってこいですね。
〔かぼちゃ〕
副菜にする時は、マヨネーズとツナ、醤油で和えたり、かぼちゃを耐熱皿に並べてマヨネーズとチーズをかけてオーブンで焼いたりしてもおすすめです。
汁物にする時は、お味噌汁にすると、甘味がでて美味しいです。とにかく万能な野菜なので、たくさん常備しておくと便利です。
〔枝豆〕
副菜にする時は、シンプルにそのままでおつまみに。
また、オリーブオイルとニンニク、鷹の爪と一緒に炒めた枝豆のペペロンチーノもおすすめです。また、副菜や汁物ではないですが、白ごはんに混ぜて塩をかけるだけで、彩りのいい混ぜご飯にもなります。枝豆は案外アレンジがきくので使えるんです。
〔青ネギ〕
冷凍をしておくと、薬味として使える野菜も合わせてご紹介します。
薬味の定番といえば青ネギです。茹でずに、生のまま刻んでから、バラバラになるように冷凍しましょう。冷奴にかけたり、お味噌汁に入れたりもできるのであると断然便利な野菜です。
〔長ネギ〕
長ネギも茹でずに、生のまま刻んで冷凍しておきましょう。
冷奴やお味噌汁、そうめんやそばなど色々なお料理に使えるので便利です。