交通事故の備えについて

最近、流行している感染症の影響で公共交通機関の利用から自家用車の利用に切り替えている方も多いと思います。

公共交通機関を利用していて自家用車を購入された方や通勤・通学に必要に迫られて自家用車を購入された方、いろいろ事情があると思います。

自家用車を利用する時に注意しなければならない事。それは、交通事故。いつどこで起こるかわかりません。

いつどこで起こるかわからない交通事故に備えて必要な事。

それは、保険です。

自動車保険の種類

自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)…加入義務があり加入していなければ車検も通りませんし加入しない状態で道路運行した場合は道路交通法違反となり行政処分となります。

交通事故が発生した場合の被害者の補償を目的としており、人身損害に関係する損害に補償されます。そのため物損事故の場合は自賠責保険からは破損した物品の補償はされません。

 

自動車保険(任意保険)…自賠責保険の不十分な部分を補うことを目的として任意で加入できる保険会社から販売されている保険で人的損害の賠償金が自賠責の限度額を超えた場合や物的損害の損害を補償される保険です。

 

ここでは自動車保険(任意保険)について紹介します。

 

自動車保険といっても自動車販売店で加入できる保険やインターネットで加入できる保険といったさまざまな保険があります。

契約内容・補償内容についてある程度決めた上で加入することにより、いざという時に役に立ちます。

自動車販売店・インターネットで自動車保険に加入すると対人賠償・対物賠償・搭乗者傷害についてはもれなく加入できます。

 

ここからは、保険加入者と保険会社でよく相談してからする必要があります。

 

車両保険…自分のクルマのためにかける保険です。

一般車両保険は、交通事故・盗難・当て逃げ・台風・火災・単独事故など補償ができますが、保険料は上がります。

飛び石などによるフロントガラスにひびが入った時の修理費用の補償にも対応しており、新型車両に増えている運転支援システムやオートワイパー・ワイパーデアイサーなど最新システムが装着されることにより部品代も高価となっていますので新型車を購入した場合や高額な車両を購入した場合は万が一に備えて加入することをお勧めします。

我が家の場合は2回車両保険を使用しました。

1回目は運転支援システム・オートワイパー・ワイパーデアイサー付きの車両を飛び石でフロントガラスを交換しましたが、交換費用約19万円かかりました。(免責0円で等級は1等級ダウン…車両保険を使用して自己負担は0円でした)

2回目はドア凹み(台風による飛来)の修理。凹みがプレスラインに達したために修理不可となりドア交換となりました。交換費用約23万円かかりました。(免責0円で等級は3等級ダウン…車両保険を使用して自己負担は0円でした)

エコノミー車両保険については一般車両保険よりは安いですが、条件によっては補償されない部分もあるので、自分の生活環境にあった保険を選ぶことが必要です。

また、車両保険はクルマの年式が古くなってくると加入できない場合がありますので加入したい場合は確認が必要です。

その他便利な特約

弁護士費用特約…自動車事故など事故被害に関する弁護士などへの法律相談・書類作成費用や弁護士費用を保険で支払いをする特約です。

過失割合が100:0の場合、被害者側の保険会社は代理で交渉は出来ないので、加害者側の保険会社との示談交渉は被害者が自ら行わなければなりません。

事故直後は精神的にダメージがある中で保険会社との交渉はつらいものがあります。

また、保険会社は交渉のプロフェッショナルですから素人がプロフェッショナル相手に交渉するのは不利なところもある為、交渉役として弁護士に依頼する方がより早く解決に向かいます。

弁護士費用特約としては1か月あたり約300円前後(保険会社により違いがあります。)です。弁護士に相談することにより加害者側からの慰謝料の提示金額が妥当な金額かどうかの確認も可能です。

ファミリーバイク特約…原動機付自転車を所有している方は加入をお勧めします。自家用車の保険につけることによって新たに原動機付自転車の保険契約をしなくて済みます。

 

まとめ

自動車保険も色々な特約があり、加入者の為になるものがたくさんあります。

もし、自動車保険に加入していない方や特約をつけずに加入している方は自分の生活スタイルに合った形で加入してはいかがでしょうか。特約の追加などについては、更新時まで待たなくてもいつでも加入できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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